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里親からの便り2007-08-01
 里親になってくれたこずえちゃんから、優しいメールと写真が届きました。
新しい名前は、”シェリー”のようです。




 にゃんこちゃんを連れて前原から帰る車中、
はじめはきょろきょろうろうろしたりして、あっこさんもとても寂しそうだったので(今もでしょうが)、「あぁ〜、連れて帰るのはかわいそうだったかなぁ」とも思いましたが、家にいる祖母が可愛がる様子を見て「悪くはなかったかな」と勝手に自分を納得させてます。


 この祖母、90歳なのですが、私が子供の頃から「犬ネコは嫌い」と言って近所のネコさえ家の敷地内に入ってくるのをものすごく嫌がってました。
もちろん、うちにあった砂場にうんこをされたり(ものすごく臭かったのは確かです)、祖母が育てていたお花を踏み荒らされたりした(祖母談)ことがあったので祖母が嫌がるのも分からなくはありませんでした。
 そして、私たち兄姉と父は飽きっぽい性格のため、結局世話などは祖母か母に任されることが目に見えていたので、私たちも強く言えない部分もありました。


 母も動物が好きじゃなかったんですよ。
でも、海野家に出入りするようになって、ネコさまたちに慣れた(させられた?)ようです。




 (そうそう、海野家(環境学講座の講師ご夫妻宅)は、それはそれは猫好きで、今も4匹の猫さんがいます。どの子も、苛酷な環境から助けられた子達です。メチャクチャに可愛がられて非常に幸せな生活を送っています。)


 そして何より、このちっちちゃんのかわいさに家族一同メロメロです。
 (シェリーという名前を使わないで、旧名ちっちと呼んでくれる、こずえちゃんのこの優しさ!)


 お電話でもちょっと話しましたが、本当にトイレも一度で覚えたし、
朝も大人しく一人で遊んでるし、人懐っこいし、本当にかしこい。
 一度、寝ようとしたらお腹がすいたらしく私の鼻をかっぷり噛んだことはありました。・・・でもそれも電気を消した直後で、眠りを妨げたりはまったくしません。
 近所のネコ好きおば様たちがすでに数人見学にやってきました。アイドルです。


 私の体にはもうすでに無数の傷が出来てはいますが、これからもちゃんと面倒みていくので安心してくださいね。
 この画像は、こずえちゃんのベッドでしょうか?緑の可愛いリボンをつけてもらっているのが、ちょっとだけ見えます。


 猫嫌いだったおばあちゃんが、可愛がってくださっているとはとても嬉しいことです。
 動物嫌いという人は、たぶん動物と真剣に向き合ったことがないのだと思います。食べ物で言うと、”食わず嫌い”のようなものだと思っています。
 

 真剣に可愛がると、いくらでも懐いてくれます。
そして、湧き出る泉のように、滾々と愛情が湧き上がってくるから不思議です。これは無尽蔵です。
これがいいんですね。自分の心が、無心にやわらかくやわらかくなるんです。癒されるんです。


 ”癒し”って何だろう、って最近よく考えるのですが、自分の心が、無垢で素直になれているとき、愛や感謝に包まれるときなのでは・・・と思うのです。つまり、原点に戻って”いい人”になっているとき。


 いい音楽を聴くとき、好きな人と居るとき、きれいな(好きな)花を見ているとき、好きな風景の中に居るとき・・・、そんな時って、自分の心がとてもピュアで優しくなっているんですよね。
 でも、好きな動物と居るときは、それが最高潮になるんですよ。そして、ずっとずっと継続するんですから!
いわゆる、脳内モルヒネが出っ放しで、これが身体の免疫力もUPしてくれるのですから。


 散歩で見つけられたこと、2分の1の確率で死を免れたこと、日にちを空けずに”環境学講座”でこずえちゃんに出逢ったこと、今まで猫に興味もなかったのに、こずえちゃんの心が動いたこと・・・
 シェリーは、きっとこずえちゃんに逢うために生まれてきたんですね。幸せの使者ですよ、きっと!


 シェリーのおかげで私も、今まで深く知らなかったこずえちゃんのことが大好きになりました。
「お友達になってください。」って言ったら、こずえちゃん、「これからも末永く仲良くしてくださーい!」ってお返事をくれたんですよ。(“野の花”のある場所は、”末永”、いいですねえ!)
 いいご縁を結んでくれたシェリー、ありがとう!こずえちゃん、ありがとう!
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