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環境学講座Vol.4 2007-10-13
 9月29日(土)は、第4回目の環境学講座でした。
(最近は、ブログも大変滞っています。)
 今回のテーマは、アレルギーの話温暖化の話でした。 


 温暖化の話では、“power point”でのプレゼンテーションのほか、私のパソコンと講師のノートパソコンの回線を繋ぎ、インターネットでのサイトも紹介しながらの講義となりました。
 内容も豊富すぎたため、ここではほんの少しだけのご紹介になります。



アレルギーとは、からだを守る過剰な免疫反応


 花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく,etc
      なぜか先進国での例が多く、衛生環境の向上に呼応して増加


ばい菌の少ない環境が発症を後押し
過度の洗浄 ⇒ セラミドという脂質がふくまれる角質層(皮膚のアカがバリアー)が少なくなる


アトピーや気管支ぜんそくにはステロイドが有効か?
         ↓
「マクロファージ」「リンパ球」「顆粒球」などの殆どすべての免疫細胞の働きまで抑制してしまう


【 ある仮説 】
アレルギーは感染症の減少が主因 : 講談社 現代免疫物語 岸本忠三/中島 彰

 「昭和20年代私達の生活環境は清潔とは言い難いものだった。身の回りにはいろんな種類の病原菌がいて私達は頻繁に病気にかかり苦しんだ。
20世紀後半の文明はすばらしい医薬品を発明した。ペニシリンのような抗生物質だ。
こうして私たちは、体の中にもっている免疫の力を使わなくても病原体と対抗できるようになり、(中略)免疫はしだいに細菌やウイルスなどの病原体と戦う機会が少なくなっていった。
免疫をとりまく環境が変わった結果、免疫に関する遺伝子の動きに微妙な変化が現れた、とも解釈できるかもしれない。
アレルギーは外部の環境に変化が起きたことを知らせるメッセージだ。(中略)
わたしたちは花粉症やアレルギーのむこうに、現代文明の何かしらあやしげなものを感じ始めているのかもしれない。」
 気温変動の要因として考えられるもの


(1)太陽エネルギーの変動
(2)大規模火山噴火に伴い成層圏にまで到達したエアロゾルの変化
(3)温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハロカーボン)濃度の増加
(4)1970年代半ば以降の成層圏オゾン濃度の減少
(5)人間活動に伴う対流圏オゾン濃度の増加
(6)工業活動に伴う二酸化イオウ(硫酸エアロゾルの原因物質)排出量の増加
(7)人間活動に伴う煤などの炭素性エアロゾル排出量の増加
(8)土地利用変化


京都議定書で約束した6%削減目標


それを実現するための家庭でのCO2削減目標は、年間約3,700万トン。
オフィス等でのCO2削減目標は、年間約7,300万トン。
ライフスタイル・ワークスタイルを見直せば、十分達成できる数字です。
現在、国民1人あたりが排出するCO2量は、1日平均で約6kgです。
オフィスや家庭で、さまざまな温暖化防止の取組を実践し、
皆さんもぜひ、1人、1日、1kgのCO2削減を目指してください。
家庭や職場から地球を守る!
そんな意気ごみでがんばりましょう。
※1kgのCO2量とは、サッカーボール100個分の体積に相当します


私のチャレンジ宣言
https://m.tszc.jp/try-1kg/tm6_co2-1kg02.html
温暖化防止のためのチャレンジ・チェック項目が記載されており、投入すると合計削減量が計算されるようになっています。


【 地球環境を考える上で大事な事 】


センセーショナルな報道に振りまわされない事
北極の氷が溶けて史上最小面積になったのは事実だが、
テレビなどが取り上げた画像は氷の融解が始まる夏の画像
冬にはちゃんと凍ります。
・ ・が、一方越年するぶ厚い氷も少しずつ減少しているのも事実です。


参考資料
環境省ホームページ
http://www.env.go.jp/

国立環境研究所ホームページ
http://www.nies.go.jp/

気象庁ホームページ
http://www.jma.go.jp/

JAXA 宇宙航空開発機構ホームページ
http://www.eorc.jaxa.jp/
 今回の講座で、面白い展開になってしまったことがあります。
 この講座の1週間前に、“野の花”に食事に見えられたお客さまも、参加してくださいました。そのお客さまは、山下さんという方で、“操体法”という身体ほぐしの体操を16年間勉強、実践、施術されていて、講師の海野薫さんの話に加わって新たに、免疫学にまつわる話などをしてくれたのです。


 そして、2時間の環境学講座が終了した後、みなさんが、その山下さんの周りを取り囲み、色んな質問を浴びせたところ、彼女は、その説明のために、講師をモデルに、その操体法の施術を実演してくれました。
「足の長さが違う」「骨盤がずれている「背骨が曲がっている」のを、やさしく簡単な身体のひねりで瞬く間に直してくれ、講師共々、「オーッ!」という驚きと歓声が上がりました。


 その後、彼女の“操体法”を習いたいという方々が多く、今月の23日(火)に、改めて“野の花”で行うことになりました。
しかしです、23日を待てない人たちが、翌日から彼女の自宅(兼診療所)に訪問して治療をしてもらっています。


 これからは、大いに彼女の“操体法”と“野の花”の自然食が、コラボレートしていけたらなあと思っています。
 山下さんと彼女の“操体法”につきましては、また改めてご紹介します。
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