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生き延びていた白菜2006-07-27
とっても小さな出来事ですけど、いくら考えても驚異的です。
冷蔵庫に残ったままで、ずっとほったらかしにされていた白菜の使いかけ。
たぶん、1月下旬からあったのではないかと思います。


冷蔵庫の野菜室が開けられても忘れられ、お掃除のときが来ても一瞥されただけで、またしまわれ、ずっと無視され続けてきた白菜。
新聞紙に巻かれて保護されていたわけでもなく、ただ無造作にポリ袋に入れられて、野菜室の一番底辺で、ひたすら他の野菜の重みに耐えながら生きていました。


我が家の食事の用意のときに、キャベツが少し足りないなあ・・・?
何か他に代用できるものはないかしら?
そう思いながら、野菜室を隅々まで探して出てきた白菜。


全くしおれることもなく瑞々しさを保ったままでした。
腐れかけたような痛んだ部分も見当たりません。
・・・・・考えてみると、もう半年以上も経っていました。
何という生命力なのでしょうか!?


ミートボール入りの中華風春雨スープに入ってもらいました。
甘くて、柔らかくて、真冬の味と同じでした。



もう食べてしまってから数日が経ちました。
しかし忘れられません。
そして何だか、その白菜くんに申し訳ないような気がしてならないのです。
・・・・・何がでしょう?
「命」を、ずっと無視し続けてきたことでしょうか?
あんなに一生懸命に生きていたのに!
ほんとうに健気な白菜くんでした!
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