あけましておめでとうございます。
昨年も、たくさんのみなさまに支えられ励まされて、とても幸せな一年を送ることができまして、ほんとうにありがとうございました。
今年もまた新たな気持ちで、昨年とは少し違う“野の花”を表現できたらいいなと思います。どうぞよろしくお付き合いくださいませ。
さて、今年のおせちは、インターネットを見られたお客からからもご注文いただき、3日間大奮闘でお作りしました。
「どんなおせちを作られるんですか?」のお問い合わせに、
「はあ〜、ぜんぶ食べられるおせちです・・・。」と返答にもならないような間の抜けたことを言ってしまいました。
そんなことを、他のお客さまに笑い話でお話していたら、「じゃあ、私にも・・・。」ということにもなってしまいました。
でも、注文くださったお客さまが、後でおっしゃることは、「全部食べられました!」とびっくりしたようにおっしゃることです。・・・ほんとうは、当たり前のことなんですけれど。
デパート等での高級?おせちが人気を呼んでいたようですが、“野の花”のおせちは、まったくの家庭料理ですから、「実家のお母さんから作ってもらったものを持って帰る、って感じでお作りしています。」とも言いました。
一応は、鉢盛りでお出ししたのですが、詰めるだけ詰めても入りきれません。それに、お漬物だって欲しいはずです。一通り詰め合わせて、入りきれないものは、タッパーに入れて差し上げました。白菜漬けは、切らないでポリ袋に入れ、筑前煮、鶏つくね団子は、別容器に。汁物も欲しいかなと思い、のっぺい汁も作ってこれも人数分だけご用意しました。(刻みねぎ付)ほんとうは、年越しそばやお雑煮の用意までしてあげたい気持ちでした。”お疲れさまでした、お正月くらいゆっくりしてください”・・・って。
店での食事のお客さまのご予約がなかったので、ただひたすら3日間料理をすることができたことは幸せでした!家族に食べさせたいと思うものを作りました。
そんなわけで、こんな鉢盛りが出来上がりました。
そうそう、真ん中に見えるカニは、裏のおじいさんの清さんが取ってきてくれた沢蟹です。こちらでは、お正月に沢蟹を食べる習慣があるのだそうです。毎年暮れになると持ってきてくれます。
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二皿目は、甘いものの盛り合わせです。
そして、今年のメニューは、こんな風になりました。おせちには、お肉も使います。
【 おせちおしながき 】 2008.1.1
1.赤カブの酢漬け
2..柚子なます
3.かずのこ
4.田作り風フライ大豆の煮物
5.ごま人参
6.たたきごぼう
7.鯖の昆布巻き
8.ごぼうの牛肉巻き
9.紅白かまぼこ
10.からし蓮根(色付けには、クチナシを使用しています あまり辛くありません)
11.鮑の煮貝
12.ぶりの照り焼き
13.煮しめ
14.筑前煮
15.鶏つくね団子の揚げ煮と煮卵
16.ミート・ローフ
17.鶏のから揚げ
18.三種海老フライ(ごま、春雨、パン粉)
19.厚焼き玉子(自然有精卵使用)
20.のっぺい汁(刻みネギをご利用ください)
21.白菜漬け
22.紫芋のきんとん
23.キンカンの甘露煮
24.黒豆
25.干し柿のお菓子(中のあんこは、手亡豆です。・・・回転焼きの白あんと同じ)
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これは、タッパーにお入れしたものです。ね、いかにも実家からのお持ち帰りでしょう?
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