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完熟イタリアン・トマトで作るトマト・ソース2006-08-13
梅雨の長雨で生育が悪かったイタリアン・トマトがやっと手に入りました。
私の畑のトマトも、すっかりダメージを受けて、これからやっと元気を取り戻そうかとしているところで、仕入先は、無農薬米などでお世話になっている吉村ファームさんと、二丈町の自然農で名高い松尾農園さんの畑を借りて作っている廣津さんところです。
トマトに限らず野菜全般に言えることですが、市場品と有機栽培の太陽の恵みをたっぷり受けて育ったものとでは、香りも味も全く違います。それに、私にとっては無農薬だというのが何より大切です。


“野の花”では、毎年夏になると大量のトマト・ソースを作ります。
一般にイタリアン・トマトは料理向きで、大味で水分が少ない点で生食には向かないようですが、皮をむくと赤みが鮮やかなのでソースの仕上がりがきれいです。文字通りイタリアン料理には嬉しい食材です。


とりあえず10kg程度の入荷。完熟するごとに入荷して徐々に作り足していきます。
じっくり玉葱を炒めて、鶏ガラ・スープや、ハーブ類、カエン・ペッパーなどを入れ、最初の分量から半分くらいになるまでゆっくり煮詰めますので一日工程の作業になります。
わけの分からない添加物はもちろん使わない、純トマト・ソースです。
玉葱は、ほとんど自家栽培のものを使っています。
なんせ、トマトの皮の湯むきと玉葱の炒め作業がいちばん大変!
キッチンの熱気も猛烈ですし、手も疲れます。
今年は廣津さんところから生のオレガノ、タイムも分けていただけたので、香り抜群です。
バジルも、生に限りますね。ローレル(月桂樹)などは、庭に繁りっぱなしのものです。
来年からは、畑にもっとハーブを植えたいです。そして、イタリアン・トマトももっと精力的に作らねば・・・!


料理の使い道はと言うと、主に去年から作り始めた“玄米ピザ”です。
ピザ生地を玄米ご飯に変えただけですが、これがとてもやさしく胃に落ちるんです。
私が料理をするときには、いつも自分の胃と相談します。
胃が重たく感じるようなものは、基本的に作りません。
私の中では、“胃が重い=身体によくない“と何となく出来上がっているものがあります。
化学調味料や添加物入りのものは、いつのころからか身体が受け付けなくなってしまいました。
肉類も昔は好きでよく食べていましたが、今では重たくて仕方がありませんし、食べた後は気持ちが悪くなってしまいます。


もちろん、スパゲッティーの他、カレー・ルーを作るときにも使いますが、豆腐ハンバーグのソースに、ナスや豆腐のグラタンにもよく合います。
トマトは値段も高いし、ソースを作るには手間もかかるので、市販のトマト・ソースがあんなに安く手に入るのを考えると、安部 司さんの著作「食品の裏側」の食品添加物事情がよく分かります。

“野の花”ブランドのトマト・ソースは、少々お高いですが販売もしています。(400g程度の瓶詰めで700円)
ご入用の方は、店頭かメールにてご連絡ください。Mailto:post@nonohana.biz
今日は、トマト・ソースの宣伝になってしまいました。
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