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きんぽうげと麦畑2008-04-19
 今日は、末永近辺のお気に入り風景を3つご紹介します。



 これは、いつも皿洗いをしながら眺める裏の景色です。こじんまりとした段々畑のある小路や土手には、明るい色の野の花が咲き乱れています。菜の花、草いちご、野アザミ、きんぽうげ、踊子草、ムラサキサギゴケ、カキドオシ・・・などなど。


 二日間降り続いた雨も、上がれば爽やかで潤いを帯びた風と明るい光を約束してくれます。鳥たちの歌も、いつもよりたくさん聴こえてくるようです。


 あまりにも爽やかなお天気でしたので、大急ぎでキッチンを片付け、いつもよりたくさんの時間を散歩に費やす事を決めてクマと出かけました。お気に入りの風景を見に行きたかったのです。結局、2時間も歩き回ってきました。
 この画像が、きんぽうげです。子供のころは蛇草と言って、毒があるので敬遠していましたが、大人になるにつれてこの光沢のある黄色の花が大好きになりました。


 店内に、10個の花瓶を使っても有り余る野の花や庭の花です。中でも、今の季節のお気に入りは、草いちごや野アザミやきんぽうげです。・・・庭の花は、全部がお気に入りです!当然、お気に入りしか植えていないからなのですが。
 自分のためなら、生け花にすることを躊躇うのですが(生えているまま眺めるのが好きです。)、お客さまのためになら、お花を飾る演出はいくらでもして差し上げたくなります。庭だけでなく、店内もたくさんの花で溢れています。
 どこまでも 続く青麦 波打ちて 渡れる風も みどりの香り


 風がそよがす草の波って、いくら見ていても見飽きません。
 “野の花”のある末永の南隣は、王丸(おうまる)という地区です。その王丸の方へ裏手の山裾の小路に上がって行くと、見渡す限りの麦畑が広がります。”♪ざわわ〜ざわわ〜ざわわ〜広いさとうきび畑は〜・・・”ではありませんが、さとうきび畑に代わる麦畑です。ひばりがとても忙しそうに、さえずるのも忘れて麦畑の中に出たり入ったりしています。間近にひばりを見ることが出来る季節です。
 これは、小麦です。上の画像のズームです。最近、やっと大麦と小麦の区別が出来るようになりました。一番よく分かるのは、色の違いです。この色で、遠目でもどちらの麦かが分かります。これは、チクゴイズミという品種だそうです



 大麦は、パステルカラーのやさしい緑色をしています。穂先がビールのラベルに描かれているように、ノゲと言われる、鬼の角のように毛が数本ずつ5cmくらい左右に伸びて平らな形をしています。
 小麦は、とても濃い緑をしています。大麦ほど長いノゲがなく、実が交互に立体的についています。しかし、小麦にもたくさんの種類があって、まったくノゲがないのもあります。
 私のイメージでは、どうも小麦のほうが大麦に思えるので頭を切り替えなければなりません。

 これが、大麦畑です。明るい緑色です。しゅんれいという品種だということです。
 

 この風景が、私の一番大好きな景色です。末永の信号から、大野二丈線(県道49号線)を西の方向へ1km弱行ったところからの眺めです。ここからの眺めは、春と言わず、夏と言わず一年中大好きなスポットです。緑色が大好きな私にとって、この緑のグラデーションがたまりません。
 この立っている地点が、県道沿いでなければもっと上等なのですが・・・。この県道を、二丈町や唐津方面に向かう道路沿いには、大好きな緑の景色が何箇所も現れます。私にとって、まるで大和路を思わせる風景です。


 モコモコと一塊ずつに若葉で膨れ上がった山々の新緑も、肌色、明るい茶色、黄土色、若草色と様々です。大地が大きく伸びをして、ガイア(地球)シンフォニーとともに地球の鼓動が聴こえるようです。春の息吹き全開の季節です!緑に呑まれて死んでも構わないくらい、私はこの緑たちにのめり込み過ぎて気がふれそうになっています!(アブナイ!アブナイ!)
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