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そろそろ麦秋2008-05-09
 大好きな春はとうとう過ぎ去り、完全に初夏になってしまいました。春が過ぎてしまうと、私は、また1年間、首を長くして春を待つことになります。私の名前は、”あきこ(彰子)”といいますが、なぜ”はるこ”ではないのかな?と思うくらい3月と4月の春が好きです。ちなみに、誕生日は今月です。


 さて、ゴールデンウイークも過ぎ、麦畑が色づいてきました。かなたの麦は、もう完全に熟れています。そろそろ、麦刈りが行われ、今年もまた水田の準備が始まっていくのでしょう。


 賑やかなひばりたちのさえずりを聞きながら、なぜひばりは草むらに住むのだろう?とか、なぜ木に止まらずに空の上でせわしげに鳴くのだろう?とか素朴な疑問が湧いてきます。と同時に、子供時代に読んだイソップ物語の話を思い出します。


 麦畑に暮らすひばり一家と、麦畑の持ち主の農夫の話でした。


 麦畑の様子を見に来た農夫が、たわわに実った麦畑を見ながらつぶやきます。「そろそろ、収穫をしなければなるまい。○○さんに応援を頼もう!」
これを聞いた子ひばりは、大慌てで巣に戻りそのことを親ひばりに報告します。
親は、「大丈夫!大丈夫!」と取り合いません。
 数日後、農夫はまたやって来て、「ふ〜む、早く刈らねばならん。○○さんは当てにならなかったから、今度は、●●さんに来てもらうことにしよう!」
それを聞いた子ひばりは、また驚いて親に報告します。しかし、親ひばりは、先日と同じように、いとも落ち着いていました。
 そして更に数日後、やって来た農夫は、言います。「ふ〜む、もうすぐにでも刈り取らなければなるまい。誰も手伝ってくれないとなると仕方がない、明日の朝、自分で刈り取るとしよう!」
子ひばりの報告を聞いた親ひばりは、今度は慌てます。
「さあ大変!みんな、急ぐんですよ!お引越しをしなくっちゃ!」


 あらましこんな物語だったと思います。小学生時代に読んだ本ですが、記憶力に乏しい私でも、昔話や童話は不思議に忘れません。単純で、物語の意図するところが明快だったからでしょうか?
 それにしても、麦畑で暮らすひばりたちは、麦秋に間に合うように間一髪の生活をしているのですね。巣立ちの準備は、もう終わりそうですか?ひばりさん!そろそろですよ〜


 ひばりの生態を知りたくて、検索しましたが満足できるサイトを見つけることはできませんでした。(こんなときは、無性に図書館に行きたくなります。)そのかわり、こんなビデオ映像を見つけました。よく撮ってあります!すばらしい!


「ヒバリの子育て」
http://www.comgeki.com/contribute/view.cgi?1
ページを開けて、
【64kbps 】【256kbps 】【256kbps】←これを 、どれか選んだら観れます。
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