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みなさまからのお手紙2008-09-11
 “野の花”の閉店につきましては、みなさまから、思いもかけずたくさんのお電話やお手紙、メール、FAXをいただきました。ショック!、驚き!、残念!のお言葉が綴られていました。


 「止めるの?ああ〜、そう!」と言われると寂しいものですが、惜しんでくださる方々が居てくださったことを知り、とても嬉しくなりました。そして、みなさまからの温かな激励のお手紙に、たくさんの勇気をいただくことができました。


 「“野の花”は、ずっといつまでも存在するものだと思っていました・・・。」「そろそろまた行こうと話していたばかりだったのに・・・。」など書いてくださると、とても胸が痛みます。自分の今回の行動が、何だかとても無責任で、途中で投げ出してしまったようで・・・。


 わずか6年足らずの店ではありましたが、お客さまから折に触れていただきましたお手紙は、ダンボールいっぱい溜まりました。これは、私の宝物であり、また、出逢わせていただきましたみなさまとのご縁も私の財産となりました。
 “野の花”が、少しでもみなさまのオアシスになっていたのでしたら、こんなに嬉しいことはありません。


 自分でも予測のつかなかったこの急展開は、何か大いなるものに引っ張られるようにして始まっていきました。まるで自分の仕業ではないかのように。そして、先日のオリンピック選手のリレーの如く、スムーズにごく自然にバトンが渡りました。
 私の中身は“野の花”をやっていたときと、全く変わっておらず、そのまま同じ方向を向いて走っております。変わったのは、周りの景色だけです。新しいステージでもたくさんのご縁が始まっています。
 

 ただ最近、”人のために料理をしない私”が、ちょっと不自然だなあと感じています。好きな人のため、喜んでくれる人のためでしたら延々と作ってしまう私です。


 介護の仕事は、9月1日から始まりましたが、認知症の方々のお世話をさせていただく中で、たくさんの学ぶべきものを感じています。
 通常のコミュニケーションは双方向ですが、認知症の方々とは、”私”を除外した片側通行です。この意味は、とても大きいと思います。コミュニケーションの原点なのだと思い始めています。


 みなさまからのお手紙に、なかなかお返事が追いつかず仕舞いで、介護におけるブログにも、溢れる気持ちを持ちながらたどり着くことができません。・・・数々のお伝えしたい出来事があります。

 
 みなさま、たくさんのお気持ちをありがとうございました。
 ”プライベート野の花”は、これからもこの場所で存続いたしますので、思い出されましたときには、どうぞお立ち寄りください。Web上でも、実際のご訪問でも。そして、いらしてくだされば、今度は私の料理をご一緒に食べましょう!
コメント
今日わ、お久しぶりです。9月5日か6日にランチを食べに行こうかと予定していたところ突然の閉店宣言。少しガッカリ。そうい言へば5月頃もらったメールに介護の件は心あたりがあるなあ。介護の現場はなにも知らないもんで、なにも言へませんが、あまり無理をしない様にしてください。体を壊すとなにも良いことはありませんので。余計なことだったかな。
28日の最終イヴェントには参加させていただきます、僕ちゃんのみ。楽しみにしています。
(筑紫野市 天山の憲ちゃん 2008-09-13)
 天山の憲ちゃん、コメントありがとうございます。
せっかくご来店を予定していただいていたのにすみません。

 介護の仕事は、あなたにご提案しただけで、私はそのころまさか自分の職業にするなどとは、全く考えてもいませんでしたよ。

 でも、お年寄りのお世話のことは長年心に温めていたことですので、本気でやるには職業しかなかったってことなのでしょうね。
 ・・・あなたにもお似合いだと思います!

 28日は、楽しみにお待ちいたします。いつもありがとうございます。
(“野の花” 2008-09-14)
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