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4月1日(木)は、濱岡家のお引越しでした。引越し先は、奥さんのハーちゃん(春美ちゃん)のお郷、屋久島です。
福岡でも土地を探していたのですが、高すぎて!と、結局屋久島になったそうです。
ご主人のシーちゃん(茂博くん)が、私の元の職場の後輩で仕事仲間でした。
シーちゃんは、インド方面に興味を持っていて、在職中に海外青年協力隊でブータンへ行ったことから、世界観が変わり中途退職して大工の道を志し、高知の職業訓練校に2年間学びました。職業訓練校を卒業して半年後、勉強のためにと“野の花”の古民家のリフォームを2ヵ月半住み込みでやってくれました。数年間は、家族とともに高知で暮らしていましたが、“野の花”のある末永に借家の空き(私の最初の仮住まいの家)が出たため引っ越してきました。
引越ししてきたのも4月1日、近所の納骨堂の前の桜の木の傍でお迎えのお弁当を食べたのが懐かしく思い出されます。丸8年間の末永生活でした。
余談ですが、リフォームのときに連れてきた大工仕事の相棒が、広島に住む建設業勤務の大ちゃんでした。しばらくしてその大ちゃんも末永に居ついてしまいました。数年前に1級建築士の国家試験に合格し福岡市内の建設会社で働いています。結婚し、今では9ヶ月の息子ちゃんも誕生しています。(とてもハンサムボーイです!) | |
濱岡家が末永に引っ越してきて、4番目の子供ができるまで“野の花”のスタッフとして数年間一緒に働いてくれました。明るいし、太陽のような笑顔がほんとにすてきな人でした。とても働き者で、お客さまからも大そう評判が良かったです。
完全なる自然派思考で、質素、エコロジー、自然食、手作りに徹していた人でした。
引越し前に彼らが住んでいたのは、大家さんの納屋を改造した家でした。
4年前に、借家としていた彼らの住まいが火災に遭い、その敷地内にあった納屋をリフォームして住んでいたからです。
火事の後、彼らの生活用品は、ほとんどがその火事のときに寄せられた救援物資でした。いえ、それ以前も、そんな感じでした。電気製品も家具も、粗大ごみの中から拾ってきて修理して使っていましたから。・・・これは、シーちゃんの技術力でもありますね!
この4年前の火事のことを、ずっとこの私のブログに記したいと思いながら結局手をつけることができませんでした。書きたかったのは、その火災で、ここ末永の人たちが(そのほかの方たちもおられますが)、どれほど甚大な協力をしてくださったかということでした。
100mほどの近所に住んでいながら、いつでも会えるとの安心感から、お互いの生活が忙しくて、“野の花”を離れてからはなかなかゆっくり話もできなくないまま、居なくなってしまってから後悔してしまいます。・・・ハーちゃんも、とても忙しい人でした!旅立つ人は希望を持って離れて行きますが、置き去りにされるのは寂しいですね。 | |
シーちゃん、ハーちゃんのそれぞれのお仲間と、4人の子供たちのお友達、お友達関係の、お父さん、お母さんが見送りに来てくれました。(ハーちゃんのお仲間は、数日前からの引越しのお手伝いにも。)お付き合いが広かったからですね。シーちゃん夫婦のバトミントンのお仲間、子供たちの野球やバスケット、小学校の子供会役員のお仲間、子育てのお仲間などなど、大人10数名と子供たちで総勢50名近くの人たちのお見送りがありました。
屋久島は、私も数年前、“野の花”の物件を物色に何度も訪れたので馴染みがあります。とてもすてきな島です。
屋久島で借家住まいをしながら、自分たちで400坪の土地に新築していくのだそうです。
「民宿をしようかな?それ以外、生活の道がないように思う。」と、ハーちゃんが言っていました。屋久島は、大工さんが溢れているので、たぶんもう大工仕事はできないだろうと。
きっと大丈夫だと思います。日頃から、毎日誰かが出入りをしていましたし、いつも長期滞在のお仲間がいました。子供たちは、どの子が家の子か分からないようにごった返していました。
彼らの雰囲気に魅せられて、これからもネパールやインドやブータンを旅した人たちも集まってくるに違いありません。
寂しくなりましたが、気を取り直して濱岡家のますますの発展を祈りたいと思います。
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四月は、別れの季節ですね。
置き去りにされた人の寂しさ、よーくわかります。
お友達が転勤族で、そこを通る度に切なくなりましたから。
とうとう観光を兼ねて金沢まで訪ねて行きました。。
人生の旅の途中で出会った方々、大事にしたいですね。
それにしても、集合写真の皆さんの笑顔の素敵なこと!
末永って本当にいいところなんですねー
また新しい出会いがありますよ。
私も「野の花」に巡り会えて、幸せでしたから。
美味しいものお腹一杯食べて、元気になってくださいね。
まだまだ若いのですから♪
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| (うさこ 2010-04-05) | | うさこさん、こんばんは。
お久しぶりですね。お元気でしたか?
ほんと、4月は出会いの季節でもあり、別れの季節でもありますね。そう、”切ない”という言葉がぴったりです。
執着が強すぎるので、どんなものとでも別れるのはいつも辛い想いをしてしまいます。花が咲き終わるのも別れが辛くて・・・。(笑)
そろそろ、またお遊びにいらしてください。 |
| (“野の花” 2010-04-06) |
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