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| 私たちにできること：原発は要らない！ | 2011-04-14 |
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東日本大震災からひと月が過ぎました。災害に遭われた方々にはただただお気の毒でお見舞いの言葉すら浮かびません。ご家族を亡くされた方、いつ終わるともしれない強い余震の頻発にどれほど深い悲しみと不安の日々を過ごされているのでしょう。
日本中だけでなく世界中のたくさんの人々が衝撃を受け、この復興に向けた活動をそれぞれの想いで祈りを込めて見つめています。あまりにも悲しく重苦しい惨事の中で、私も、『頑張れ日本！』の言葉に励まされながら義捐金以外に何ができるかを一生懸命考えています。
そして、やはり原発だけは声を大にして「No！」と言わなければいけない。そのためには、原発のことをもっと勉強して、原発の怖さを周りの人に伝えなければならないと思いました。
そもそも、これだけの地震大国でありながら、なぜ５４基もの原発を設置しなければならなかったのでしょうか？（さらに、現在計画中が１６箇所？）当然予測できたことなのに、電力会社は、事故のたびに「予測できなかった災害」だと同じ言葉を繰り返します。当然ながら絶対安全だという原発はありえないのです。
福岡も隣県の佐賀に玄海原発があります。玄海原発は昨年から、より危険性の高いプルサーマルが稼動しています。地震も津波もありえないことではなく、対岸には北朝鮮の脅威も控えています。
少し古い”Livedoor Blog”の、「巨大地震が原発を襲う」にこんな話が記載されています。↓
敗戦後、原発導入に奔走(ほんそう)した正力松太郎は、戦前は警視庁の元官房主事で、警視庁特別高等科を所管するセクションにいて、敗戦後は、A級戦犯容疑者（不起訴）でした。それが突然、原子力委員長に収まっているのです。その正体は、なんとCIAの工作員で、“ポダム”という暗号名まで与えられていた人物です。（「週刊新潮」２００６年２月１６日参照）。
つまり、日本への原発導入はアメリカによる秘密工作の一環だったのです。時に一介(いっかい)の青年代議士だった自民党政府・中曽根康弘も、突然、原子力予算として２億５０００万円もの巨額予算を成立させました。敗戦からわずか２年後の、総理大臣ですらまったく原発の知識がない時ですから、これは奇怪な出来事として学会も驚愕しました。これもアメリカの思惑、同じ流れなのです（文藝春秋）。
http://blog.livedoor.jp/instantcafe/archives/50581075.html#
Livedoor Blog”「巨大地震が原発を襲う」
幕末の開国以降、日本は明確な自国のビジョンを持てずに、いつもいつもアメリカの書いたシナリオに乗せられてきています。
これだけの事故があっても懲りない政府の正体が分かりません。
「ほんとうに安全だったら、政府役人、東電の幹部が現場に行って、自分たちが現場で処理をしてごらん！」 と叫びたくなります。
ほんとうの怖さを知らない人たちは、
「今回の事故処理を早く終わらせて！」
「事故のない原発の実現を！」
と考えておられる方も多いのではないでしょうか？
「この夏の電力消費量のピークを考えると・・・」と、しきりに電力不足を訴えかけるニュースに気づきます。それを聞いた一般の人々は、「やはり原発は必要なのだ」と思わされてしまいます。政府は躍起になって原発推進の世論を広げようとしています。自分で勉強しようと思わない限り、マスコミの報道は規制されており真実を知ることはできません。日本は、情報鎖国社会なのです。
でも、環境汚染の中でも、ＣＯ2よりももっと怖い原子力で地球は破壊されようとしています。核兵器の使用もさることながら、一見平和そうに見える日本でも恐るべき原子力エネルギーが使われています。
「クリーンなエネルギー」だと明るい宣伝が流れる裏で、高すぎる電気料金、その危険性、膨大な設備費や補修費、そして被爆して亡くなっていった多くの原発従事者の隠蔽されている事実を知ったならば、それでも人々は原発の存在を認めるでしょうか？放射能に汚染された身体は、確実にじわじわと体を蝕んでいきます。
原発の代替エネルギーとして、風力、バイオマス、太陽光、太陽熱、地熱、潮汐力、水力などの自然エネルギーがあります。自然エネルギーはすでに実証された技術であり、導入を進めてきた国々によって十分な実績もつくられています。日本だって、政府がその気になればいつでも十分な電気が発電可能なのです。なのに、私たちにはそんな情報は知らされることはありません。今回の原発事故で、たくさんの原発に関するサイトが次々に削除されていて背筋が寒くなります。
【バイオマスの説明】
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%A5%D0%A5%A4%A5%AA%A5%DE%A5%B9
私の知人は、この研究をされていて実際にモデル地区で発電されています。
私たちは戦後、高度成長という言葉に踊らされ、経済大国になる夢を見せられてきました。交通が便利になり、家電製品や車や高級ブランドが溢れ、使い捨てで物を大切にもしなくなりました。その結果、物を大切にしない心は、人の心までも捨ててきたように思えてしかたありません。
倉本聰さんは、「歸國（きこく）」というドラマの中で、「便利さとは、さぼるということだ。体力を使わなくなるということだ。」「“豊か”と“便利”を勘違いしている」と役者に言わせています。
「降りてゆく生き方」という自主上映の映画（武田鉄矢主演）もありますが、原発のみならず、これまでの生活そのものを見直して、便利さから少し降りてゆく発想転換の必要があるのではないでしょうか？
“野の花”という店をやっていたおかげで、環境問題で地道に活動を続けている方々と知り合いになる機会に恵まれ、今でもいろんな方たちから情報をいただいています。
以下に、ぜひ見ていただきたいサイトの一部をご紹介します。
私たちは、真実を正確に知りたいです。そして一緒に勉強していきましょう。
「ミツバチの羽音と地球の回転」 予告
http://www.youtube.com/watch?v=k5Z9q0yzv08
福岡でも、いくつかの箇所で上映が予定されています。
中国電力 約６００人動員し作業強行��2011.2.22
http://www.youtube.com/watch?v=LSsByMcXDXo&NR=1
かなりショキングな映像です。
被曝者になったイラク帰還兵
http://blog.livedoor.jp/instantcafe/archives/50580814.html
2011.4.2田中優さん緊急講演会（録画）
http://www.ustream.tv/recorded/13766187
これはちょっと長いですが、原発についてとても分かりやすく話してくれています。
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