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立秋過ぎて2012-08-10
露草の青に憩いてアマガエル


宵闇に在り処を告しお粉花


ひと雨に蒸し返りし鳳仙花


草いきれ暑さ馴染みて鎌を振る


草取りの首のタオルの重さかな


草刈りの滴る汗に風渡る
立秋過今朝の青空うろこ雲 


我が袖に今朝は涼しき風立ちぬ


傾いた夕日に青田と赤とんぼ


秋立ちて日足短くなる夕べ
コメント
草いきれと言うウタが好きです。
まるで草いきれの香りが伝わってくるようです。
でも最近の若い人は「草いきれ」と言う言葉を知らないみたい。
美しい言葉だと感じます。
(花輪麻美 2012-08-21)
 麻美ちゃん、コメントありがとうございます。

 草の匂いと土の安らぎに暑さも忘れ、遠い西の山に陽が傾いてもまだ庭に居たい、畑に居たいと思ってしまう毎日です。
泥まみれ、汗まみれになって帰る身体には、草の匂いがいっぱい!
どんなに疲れていても、土の上にいると元気になるから不思議です。
 きっと、麻美ちゃんの踊りに対する気持ちと一緒だよね。
(“野の花” 2012-08-21)
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