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2012-10-22
日没の 日光引き継ぎ 月明かり
苗植えを 終えしお蔭の 6日月


 今日の月齢は、6・6でした。
時間が限られての休日の畑仕事は、日没になっても予定が終わらないと止める気になれません。
といっても、暗いと作業もできなくなるのですが、夢中でやっているうちに気が付けば月明かりに替っていました。
今夜の月は、半月ですが、結構明るいものですね。


 ご近所さまからいただきものの、かつお菜(福岡ではお雑煮に使います。)、チンゲン菜の苗の他、たくさん育っているキャベツやカリフラワーの定植をしました。


 白菜は、ロゼット状だった葉が立ち上がってきて、本格的に巻き始めました。10月中にこの状態にならないと、寒くなってからでは巻くことができません。
 白菜作りは、もう20年くらい失敗の連続で、やっと初成功?です。
去年も成功したかに見えましたが、土の状態が悪かったようでうまく育てることができませんでした。


 8月中旬に種蒔きをすること、防虫ネットをかけて育苗すること。
長年かけてやっと学ぶことができました。


 土は、自家製の”生ごみ馬糞堆肥”を使っています。
ただし、アルカリ度が強いので入れ過ぎに注意です。
馬糞は、近所に馬場があって自由に持ち帰ることができます。
 私が苦手としている野菜に、ほうれん草があります。
なかなか発芽させるのがむずかしいと思っていました。
発芽まで毎日水をやっても、日中は乾いてしまいます。


 今年は、このほうれん草の蒔き方もやっとコツが分かりました。
2〜3日、水を張った容器に浸けておいて蒔くとすぐに発芽してくれます。
 ですが、水に浸けておくと、蒔くときに種が水でくっついて団子状態になって固まったまま蒔くことになるので間引きが大変だと思っていました。


 他人から、種を水から引き揚げて、一晩新聞紙に包んで水を切る・・・という方法を聞きました。
 ほんと!他人さまの知恵はすごいです!


 知ってみれば、何でも簡単ですが、自己流でやっていると、そんな簡単なことにも気が付きません。
(いいえ、訂正、自己流だからではなく、知恵がないからでした。)
 毎年トマトを植えては、病気でダメにしてしまうので近年はまったく自信喪失していました。
葉っぱが丸まったり、実が赤く色づくころには腐ってしまうのです。
”泣きっ面に蜂”で緑のカメムシも繁殖し始めます。


 それで、病害菌のいない新しい土だったら良いかもしれないと、今年は庭のプランターで作ってみることにしました。
こちらはうまくいきました。


 それでも、種を蒔いて苗がたくさん育ったのでダメもとで畑にも植えつけました。
 最初はやはり病気になり実が腐ってきましたが、園芸相談のサイトで、畝を高くして石灰を撒くことを知りました。
カルシウム不足だったようです。
嘘のように2,3日で病気が治りました!
8月から、毎日食べきれないほど実っています。


 ほんのちょっと知るだけで、こんなに変わるものです。
「知識」と「知恵」の違い・・・、失敗して、経験してから覚えることは身につくものですね。
わずか40坪程度のミニ菜園ですが、学べることは嬉しいです。


 余談で、言い訳ですが、何事もじっくり腰を落ち着けてやらなければ極めることに時間がかかりすぎます。
片手間で、時間に追われる作業だといつも中途半端です。
毎日が日曜日になって、朝から晩まで土いじりをして遊んでいたいです。


 畑にばかりかまけているので、庭の方がおろそかになって荒れ放題になっています。
そろそろ畑も一段落しそうですので、今度はガーデニングです。
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