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謹賀新年2013-01-01
 旧年中に頂きましたご厚情に心よりお礼申し上げます。


 新年の枯野に探す春の色
 冬至より過ぎし日々に光増し


 華やかな春を待ちきれずに、玄関前にはつい温室育ちの花の寄せ植えを飾ってしまいますが、寒風の枯野の中には確実に春が息づいています。
 やはり、旧暦が自然の理にかなっているのだなあと思います。
今年の旧正月は、2月10日のようです。



 生きものたちがエネルギーを溜め込み、春が弾ける前のこの新年、
春への期待と想像で私の胸はときめきます。
 土の上で身体を動かせば、寒風も吹雪もさわやかで心地よい喜びに変わります。
生来の冷え症で、寒さが大の苦手だった私が、近年は汗をかくほどの労働をした後、北風を受けながら、
「ああ〜きもちいい〜!」と言えるのは至福です。


 初春に平和願いて雪の舞
 除夜の鐘終えて賀状のペンを執る


 元旦の今日は、うっすらと雪化粧した景色での幕開けとなりました。
いつしか雨の音が途絶え、しんしんと音もなく降る牡丹雪に変わりました。
世の中の哀しみを想いながら、白い雪が浄化してくれればよいのにと願いました。


 大晦日の午前中に東京の息子へおせちを送り、友人に畑の野菜を送り終えて、やっと深夜になって自分の時間を確保できました。
賀状を前に、日頃無沙汰している友人や知人の顔を思い浮かべながら、ひとりひとりに語りかけると、すべての人が愛おしくたまらなく懐かしくなってきます。


 元気に過ごせた日々に感謝しつつ、 
大切な人たちの健康と幸せを心から祈りたくなりました。


PS
 午前9時過ぎにおせちを受け取った息子から、メールが来ていました。
小学校以来の文体です。(笑)


「明けましておめでとう
 荷物届いたよ!
 お料理すごいいっぱいやん
 もっと少ないかと思ってた

 さっそく食べてるけど懐かしい味でどれもおいしいね
 黒豆もやっぱり美味しい」


 煮物が苦手だった彼が、”懐かしい味”だと言ってくれるようになりました。
(味覚が大人になったのか、弁舌が大人になったのか・・・!?)
コメント
爽やかに初春スタートなさったことでしょうね。
久久振りにブログ拝見しました。いつもながら私には出来ない完璧な日々、、、、詩歌を楽しみ、花や野菜と向き合い身体にいいものを作られ、どうしてそんなみごとな暮らし続けられるかと、、ただ感嘆です。

今年は少し心身整え、すっきりスタートと思ってたのが、操縦下手で思うように自分を動かせず、ゆっくりゆったりから始めようとおもってます。少しパソコン距離置いてますので、また次の折にでも。 
(  そ ら 2013-01-18)
 そらさま、お久しぶりにありがとうございます。

 ”完璧な日々”なんてとんでもございませんよ!
畑や庭仕事にうつつを抜かしていると、家の中が片付かないですし、家の中に夢中になっていると庭が散らかっています。・・・時間が足りませんねえ。

 それに、歳と共に仕事がだんだんさばけなくなってくるんですねえ。
これが歳を取るということなのでしょうけど、”昔はこんなじゃなかった!”って、つい思ってしまいます。
 ほんとに、ゆっくりゆったり焦らずに生活することが大切なんですよね。
ぼちぼちいきましょうか〜!
(野の花 2013-01-22)
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