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自然農”松尾ほのぼの農園”さんの野菜たち2006-12-26
 糸島郡の二丈町にある”松尾ほのぼの農園”は、川口 由一さんの自然農法を受け継いで実践されている農園です。
 この画像は、代表者の松尾靖子さんです。“野の花”のお客さまでもあります。お孫さんの100日祝い、お誕生日祝い、農園研修生の打ち上げなどにご利用いただいていますが、普通は、色んな情報の交換をして(私が、いただくほうが多いのですが)、親しくお付き合いをさせていただいています。
 数日前に靖子さんから、「今年は暖冬で、野菜ができすぎて困っているんですよ!要りませんか?」と電話がありました。「じゃあ、私の勉強中のシフォンケーキや天然酵母のパンと物々交換しましょう!」と言うわけで行ってまいりました。
 川口流自然農法とは、簡単に言えば、耕さない、草を引き抜かない(刈る)、肥料もやらないで、自然の生物の営みを壊さないようにして虫や微生物たちから土を作ってもらう、というようなやり方です。
 靖子さん自身の生き方も、そんな自然流です。そんな人には、そんな人たちが大勢集まってきて、人脈の広さには、いつも驚かされます。素朴で、いつも普段着のままの笑顔の似合う、野菜のような人です・・・?
 いつでしたか、TVの取材があったときのこと、
「いきなり取材に来られたのですごい顔をしていたんですよ!髪は伸び放題で、お化粧もしていなくて・・・。あとで放映を見た知人たちが、『少しは身奇麗にしておけば良かったのに!』って言われたんですけど、私もそう思っていたので、取材の終わった次の日に美容院に行ったんですよ!ははははは・・・!」って!後の祭りですよね。でも、日焼けした顔が、靖子さんにはお世辞抜きでとても似合っています。
 
 
 今日は出荷日で、自宅の庭で研修生の広渡さんと一緒に作業中でした。
いつも入れ替わり立ち替わり研修生がやって来られるようです。他にも、20代、60代の研修生もおられるとか。
 この広渡さん、サラリーマンを辞めて今年の10月から1年間の予定で、毎日通って農業の勉強をしているそうです。38歳独身。お嫁さん募集中だそうです。
写真家の土門拳さんは、「声は、教養を表す」とも言いましたが、そのことを思い出させるような良い声のとても好青年でした!!
 世話好きなおばさんの私は、独身女性の顔をあれこれと思い浮かべました。
良い人を紹介したいなあ・・・!
 15年間完全無農薬有機栽培という広い畑は、雑草ととても仲良く共生しています。初めて靖子さんの畑を見たときは、衝撃でした。全くの無肥料だというのに野菜も雑草もとても艶やかで元気だったからです。大地が歓びに満ちていました。
 代表者は、靖子さんですが、もちろんご主人も一緒になさっています。
「女性が主体に農業をやることは、男性の農業とは違うんですよね。なぜかって、台所で料理をする主婦でもあるので、色んな種類の野菜を作られるんです。男性は、料理を作る人のことなんてあまり考えませんからね!」とは、研修生の広渡さんの言葉でした。
 大根だけでも、10数種類はあるのじゃないでしょうか?


http://www.asahi-net.or.jp/~ir2e-kgmy/matuo.htm(松尾農園のサイト)
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