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暮れのご挨拶2006-12-28
 いよいよ今年も押し詰まりました。今日は、“野の花”のオープンのときにたいそうお世話になった、不動産の田代屋住宅さんにご挨拶に行ってきました。
 毎年12月になると、早めに行かなければと思いながら、なかなか時間を作れずに結局今年もこんなに押し詰まってからになってしまいました。先様も挨拶回りや大掃除で大忙しの最中、さぞかしご迷惑をおかけし申し訳ないことでした。
 店のオープン時には、たくさんの方々にお世話になりましたが(今でもそうですけれど)、その中でも田代屋住宅さんのご厚情は、特別忘れることができません。
社長、宅建主任の山口さん、社長の息子さんの浩次さん。田代屋住宅さんの話は、このHP、「野の花物語」や「野の花の仲間たち」でも紹介させていただいていますが、“野の花”の物件探しのために、自社の商売もそっちのけで2ヵ月半もの間、真剣に付き合ってくださいました。
 どんなことがあっても、毎年あそこにだけは、今年一年のお礼を言いに行きたいと思っています。私にとって、みなさんがお宮や神社にお参りに行かれるようなものです。
 オープン時に、社長からいただいた漢詩の書かれた立派な額を座敷に掛けています。
「山僧活計茶三畝 漁夫生涯竹一竿」
「山僧(さんぞう)が活計(かっけい=生計)、茶三畝(ちゃさんぽ) 漁夫の生涯、竹一竿(たけいっかん)」
山僧は、わずか茶畑を三畝、漁夫は、竹竿だけで暮らしている。貧しくとも、心が豊かであれば風流に暮らすことができる・・・という意味のようです。


 私が店を始めるに当たって、お祝いにとさりげなくいただいた品ですが、そのときの社長が、その額にどんなに深く心を込められていたかは、いただいた後で、じわーっと分かってきました。
「あなたが今から始める店は、あなたのやり方では決して儲かることはないでしょうけれど、あなたが心豊かに生活されることを僕は応援します。」
・・・これは、単なる私の憶測に過ぎませんけれど、社長は、そうおっしゃりたかったのではないかと思っています。
 もちろん、山口さんや浩次さんにもどんなに気遣っていただいたかは、言葉では尽くせないほどです。
 ご挨拶には、まだまだ一人前とはいえない、シフォンケーキと天然酵母のパンをそれぞれにお持ちしました。
他の方には上げられないような品ではありますが、田代屋さんだったら私の気持ちを分かってくださるような気がして・・・。


「私たちは悪いイメージで使われている『不動産屋』のイメージを絶対に変えていかなければならないと日夜努力します。」
http://www.tashiroya.net/(田代屋住宅さんのHPです)
田舎物件を扱う不動産屋さんではありませんが、不動産のことで迷われるときには、ぜひ田代屋住宅さんにご相談ください。社長はじめ、みなさんの正義感、正直さ、誠実さを保障します!
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