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今年のお正月は、子供たちが二人とも帰って来れないというので、時々臨時的に店を手伝ってくれている人たちに来てもらいました。
ご両人とも独身で、お正月の越し方を思案していたようなので、「一緒にお料理をして食べよう！パン作りの勉強をしよう！」と誘いました。
しかし、一緒に料理をするつもりだったのですが、段取りの悪い私は、年賀状を書くのが大晦日の夕方５時までかかってしまったので、大掃除どころか、部屋の掃除もしていない有様で、エプロンを掛けた方の人、悦子さんに得意料理だという餃子を作ってもらいました。その間私は、大急ぎで部屋の掃除をしました。
いつでも、どこへ行っても料理をするのが当たり前で、人から作って食べさせてもらうのことは滅多にありませんから、何の手伝いもせずに作ってもらえるというのは嬉しくありがたいことでした。何という幸せなことでしょう！
女性が二人も居るし、いつも手伝ってもらう人たちですから、キッチン事情は知り尽くしています。私は、材料を提供するだけで、いつものように、何をどうやって・・・と言う必要もありません。
餃子は、格別に美味しかったですし、久しぶりに飲むお酒も美味しい、話も愉しい！ご両人とも、「合宿だ！合宿だ！」と布団を敷くのも、お風呂に入るのも大騒ぎで、賑やかなものです。私も、こんなにゆったりとおしゃべりに興じたのは久しぶりのことでした。
あまりゆっくりしすぎたので、明日の簡単なおせちの用意をし出したのは、ご両人が疲れ果てた後、一人で夜中にという結果になってしまいました。いつもの私の仕事のパターンです。
ハコちゃんは、２日まで、悦子さんは、３日まで滞在します。その間、シフォンケーキとパン作りを、私の浅い経験ながら伝えたいものです。来年は、ご両人にも“野の花”のパンを焼けるようになって欲しいと思っています。
そんな訳で、年賀状が届くのがとても遅くなると思いますがすみません。来年は、もっと早くお出しします。
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