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春一番の大雨を処理してくれた庭の配水設備2007-02-14
 昨夕から吹き出した風は、夜半から大雨と共に本格的な嵐級の春一番が吹き荒れました。明け方には雷も響き渡り、啓蟄のリハーサルは、地中の生き物たち全てにもきっと届いたことでしょう。
 山々の麓に位置する“野の花”の辺りは、山から吹き下ろす風が、台風以上かもしれません。特に、昨日のような南からの風は、家がゆっさゆっさと揺れて軋みます。


 大雨が降ると、家周りの排水が悪く庭に水が溜るのがずっと気になっていたのですが、先月末に、元大工さんの正さんに工事をお願いしましたので、やっと解消されたようです。
 雨どいの水も、庭に垂れ流し状態でした。4年半も住みながら、よく今まで放っていたものです。
 幸い、玄関前のコンクリート部分を横断して、横の側溝に通じる配管が残っていましたので、溜枡を埋けてもらい、そこに蛇腹の排水管をつないでもらいました。
 家の周囲すべての排水工事ですが、私ももちろん土を掘ったりして手伝いました。しかし、大変だったのは、ベランダ下の土のかき出しでした。
 入居してリフォームしたとき、ベランダも広くしたので、排水溝がベランダの下になっていました。それ以来一度も溝浚いをやっていなかったため、土が結構溜っていました。しかし、ご覧の通りベランダの下は、私が入って顔も持ち上げられないほどの高さしかありません。泥まみれになりながら這いつくばっての溝浚いです。思うように手も動かせない状態で、小さなシャベルでのひとかきひとかきでした。
ひゃぁ〜大変大変!
 しかし、その苦労も報われました。昨日の大雨を、すっきりと排水してくれました。今までは大雨が降ると翌日くらいまでは、この縁側の前に水が溜ってはけなかったのです。家を守るためには、排水はとても必要なはずなのに、怠っていたばかりに気が重いことでした。
 正明さんも、お昼過ぎに排水状態の検証に来てくれて、「良かごたるですな!」と満足げに帰って行かれました。
 簡易な配水管工事にしては、私も大満足です!


 この蛇腹の配水管は、直径が10cm以上あり、強靭で足で踏んづけてもびくともしない優れものです。無数に小さな穴が開いており、地面に溜った水は、その穴に吸収されます。そのため、土が詰まらないようにバラスで覆う必要があります。正さんが、1mで400円で造園屋さんから仕入れてくれました。


 おかげさまで、ありがとうございました!
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