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丘の日差しは明るくて・・・2007-03-17
 このところ、寒の戻りで少々寒い日が続いていましたが、今日は、久しぶりに春の日差しが戻ってきました。


 こんな日に散歩をしていると、子供の頃、NHKの「みんなのうた」で歌われていたスローテンポの歌が、浮かんできます。

 ♪
 丘の日差しは明るくて
 雑木林の楢の芽が
 赤く光って萌えるから
 春は、ほら、もうすぐそこまで来ているよ


 もしかしたら歌詞が少し違うかもしれませんが、考えてみたら、私は春が来るたびに何十年もこの歌を、暖かな日差しの下で口ずさんできたものです。この歌詞のやさしさがとても好きでした。


 そんな、明るい土手の斜面に蕗が茂っているのを見つけました。歩いている道からは200mくらいの距離はあると思いますが、目が良いわけでもないのに、そんな類のものは必ず見分けがつきます。


 蕗が群生しているところは数多くありますが、上等なものにはめったにお目にかかることができません。大抵、細くて硬いです。
 こんなに柔らかな新芽が出ています。太くて柔らかくて、とても上等な蕗です。土質と日照加減なのでしょうか?
 茎には、まだたくさんの産毛が残っていて、大きなものでも十分に柔らかいです。天然に育ったこの若くて太いのが最上級品です!


 もう少し十分に収穫できるようになったら、フリーザーで保存している”ふきのとう”と一緒に佃煮にします。


 明日は、ご予約なし、花かご弁当のランチ・デーですが、煮物にしておもてなししたいです。
 また真っ黒けの指になるのは、もう覚悟の上です。


 いつもそんな下ごしらえは、NHKラジオの「ラジオ深夜便」を聴きながらです。
色んな想いの中で、静かな私だけの時間です。
コメント
暑さ寒さも彼岸までと申しますのに今年はどうしたことでしょう。もう4月の声を聞くというのに‥。北国秋田に住まいする私は、降っては消え、消えては降る雪を眺めながら被災地の方々に思いを馳せています。
  丘の日差しは明るいのに 
  雑木林の楢の芽は赤く煙って伸びているのに 
 自然は美しいはずなのに‥。今年の春は日本の心を 一つにしないと巡ってこないかもしれません。さ 毎年この時期になると私もこの歌を口ずさんでいます。今は亡き音楽好きの小学校の恩師が、 教科書に載っていない沢山の歌を教えて下さいました中の一曲でした。曲名も歌詞もあやふやでおりましたが、なれないインターネットで検索しましたら「野の花」に出会えました。蕗のとうが雪の下から顔をのぞかせ春を喜んでいるようなうれしい気分になり、コメントをお送りすることにしました。秋田を代表する花は「蕗」。これからの季節蕗の赤ちゃん「ばっけ」の天ぷらも美味しいです。もう少し暖かくなりましたら春を探しに出かけます。野の花さんもお元気で。秋田県能代市二ツ井町下野67−22
(齊藤正子 2011-03-29)
 齊藤正子さま、はじめまして。
遠い秋田からのコメントありがとうございます!

 店を止めましたのに今でも、いろんな地域からお手紙やメールを頂きます。でも、秋田の方は初めてです。九州に住む私にとりまして、北海道や東北は未知の憧れ的存在です。

 数年前に書きましたこのブログでしたが、お目に留まって嬉しいです。
 今年も、「♪おか〜ぁの〜 ひざ〜しは〜 あか〜ぁる〜くて〜」が思わず口をついて出てくる季節ですね。

 私と同じように、この季節にこの歌を口ずさまれる人がおられるなんて、何だかとても嬉しくなりました。そして、コメントまで頂きありがとうございます。
 ”亡き恩師から習った”とおっしゃるからには、正子さんは、私なんかよりまだずっとお若い方なのでしょうね?(私は、60歳です) 

 そういえば、30年ほど前に日本海中部地震があり、津波も経験されているのですよね?今回の地震でも、秋田の方もかなりの揺れがあるのではないでしょうか?
 被害に遭われた方々にはお気の毒で言葉もありませんが、自分に何ができるのかをずっと懸命に考えています。


 知らない地域の方と少しでも接触があれば、その場所がとても身近に感じられるようになり、ニュースや天気予報でも、マスコミの報道にその地域名が出るたびに耳がピクリと反応するようになります。おかげで今回は、能代市という地名がインプットされました!ありがとうございました。

 どうぞまたお遊びにいらしてください。
(“野の花” 2011-03-30)
お返事有り難うございます。四月も四日が過ぎましたのに「雪消す雪」が今朝も降りました。そちらは陽気な春を楽しんでいる事でしょうね?ところで素敵なたたずまいのお店でしたのに閉じられたのは残念でした。あれからじっくり、ゆっくりブログを開いてみました。いろいろな企画を通して楽しくご活躍されていらしたようでこれからの「遊び」がなんだかワクワクします。ちなみに私は28年生まれ58歳。同年代が嬉しく、野の花さんがとても身近に感じられました。きっとまた遊びに伺いますのでよろしくお願いいたします。そうそう昨日、この春初めて「蕗のとうの天ぷら」を食べました。とっても美味しく、そのうえ元気まで頂きました。 
(齊藤正子 2011-04-04)
 齊藤正子さま、お返事がすっかり遅くなってしまいました。
 
 「この春初めて「蕗のとうの天ぷら」を食べました。」・・、嬉しいんですよね。その季節のものを初めていただくときって。よく分かります、そのウキウキ感が!
 私も、昔から蕗のとうの匂いを嗅ぐと、「ああ〜春だぁ〜♪」と胸がときめきました。真っ先に春を告げてくれますよね?あのほろ苦い香りがたまりません!

 九州では、蕗のとうは、早いときは年末から出ることがあります。大抵は、2月になってからです。九州でも春が待ち遠しいのに、北国の春はもっと待ち遠しいのでしょうね。少しは、春らしくなりましたか?

 季節の山野草に胸がときめく・・・、そんな同じ気持ちを持っていただく方にとても親近感を持ってしまいます。

 4月中旬の今は、こちらは春爛漫です。
よろしかったら、”庭のアルバム”にもぜひお寄りください。ありがとうございました。
(“野の花” 2011-04-19)
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