トップ 庭のアルバム 野の花ブログ Myレシピ
      
 ※各画像をクリックすると、拡大画像がご覧になれます。
初体験のパン作り2006-11-22
 パンが大好きで料理は作るのに、なぜだか今までパンを作ったことがありませんでした。
 数ヶ月前から、知り合いにもらった中古のホームベーカリーがきっかけで、朝食のパンだけは作るようになりました。
作るとは言っても、材料を調合するだけで機械が勝手に作ってくれるのですから、自分で作ったことにはなりません。
 ただ、ありがたいのは、国産の小麦粉で作れ、添加物は、ベーキングパウダーのみだということです。
 店が休みのときに、入れたてのコーヒーと焼きたてのパンを食べるのは、とても幸せなことです。


 そのパン焼き器を使って(こねて、醗酵させてもらって)、あんぱんを作ろうと思い立ちました。
ところが、今日に限ってコンセントを差し込んでも電源が入らないのです。
材料は、もう仕込んでありました。
焦りましたが、故障だと諦めるほかありません。


 ゴムベラを使って、釜から材料をボールに取り出し、一生懸命こねました。
こねてこねて、ボールに叩きつけたりしてこねました。
ストーブのある暖かい部屋で、濡れ布巾をかけて発酵させました。
発酵した生地のガス抜きをしてまたこねました。
こねる作業に関しては、汗をかくくらいこねました。


 作ったことがないので、インターネットで「パンのレシピ」をはしごしながら読み漁りました。
誰だって作れると聞くのに、なぜ私は、今まで作らなかったのだろう?なんて、ブツブツ言いながら・・・。


 柔らかく柔らかく、伸びて伸びて、生まれたての赤ちゃんの肌より細やかになったので、今年収穫した自家製小豆のあんを詰めて形を整え、オーブンに入れました。
 待つこと20分!良い焼き色が付きました。
ところが、思い描いていた味、ふんわか柔らかいあのあんぱんとはかけ離れていたのでした!
食べても、不味くはない、でもお世辞にも(誰にお世辞を言うのでしょう?)美味しいとは言えないできばえでした。味を救ってくれたのは、あんこの美味しさがあってのことでした。


 やはりですね、手作りのパンなんて、そう簡単に作れるものではないということを認識しました。
 そんなわけで、これはきちんと習ってみたいと思い、知り合いに教えを請うことにしました。
12月初旬に、”先生”に来ていただいて今度は、更に上級の、天然酵母パンに挑戦することになりました。
 パンの他に、蒸しパン、肉まん、ピザ、シフォンケーキが、その日の授業内容です。
シフォンケーキ以外は、パン作りの途中まで、製作過程が一緒のものです。
”小麦粉と親しくお付き合いする日”になりそうです。


 パン焼き器の故障のおかげで、パン作りに目覚めることができるでしょうか?
このブログの内容にコメントします
前の記事へ
次の記事へ

Copyright:(C) 2003 Nonohana All Rights Reserved