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織方幸栄(おがたさちえ)さんによる
「自然食」と「びわ葉温圧」の講習会
日時 1月27日(土) 11:00〜14:00
会費 ¥1,000 (自然食玄米お弁当つき)
 昨秋の濱田久美子先生の講演会に引き続き、今回は、織方幸栄(おがたさちえ)さんを講師にお招きして、お話と実習をしていただきました。
 前回は、ウイーク・デーだったこともあり、参加ができなかったお勤めの方々、また、前回ご参加いただいた方々も、違う観点からのお話が聴ける機会にしていただきたく、改めて企画しました。
 織方さんは、もと看護婦さんで、お若い頃大病をなさいました。そのときに出会った薬草、自然食、天然酵母にも詳しく、ずっと研究を続けられています。「びわ葉温圧」も30年近くご愛用されています。
 "野の花"の天然酵母パンのご指導もいただいていて、びわ葉、よもぎ、どくだみなど、先人が残してくれた薬草のことなども、ことある毎に教えていただき、"野の花"にとっては、かけがえのない存在の方です。
 その織方さんに、「びわ葉温圧」の使用方法「生姜湿布」「豆腐パスタの湿布」のやり方などを、会場のモデルさんにもご協力いただいて、日々の養生のための自然食や自然療法のお話などをしていただきました。
織方幸栄(おがたさちえ)さん
織方さんのお友達の渕さんも、献身的なお手伝い
(後ろで、私は、ぼーっとしています!)

 「肝腎要と言いますが、肝臓、腎臓、脾臓が、全身のカナメ的な、とても大切な臓器です。肝臓と腎臓は、身体の浄化槽です。毒素や老廃物を排泄するために働いています。この浄化槽が弱ると、色んな難病や慢性病を起こします。
 どんな病気でも、この肝臓、腎臓、脾臓の手当てをすると、全身の体調が良くなってきます。」

 ・・・さすがすばらしい看護婦さん!  手馴れた手当てをしながら、お話も、"立て板に水"で淀みがない。

 会場は、20名足らずのお客さま。皆さんとても熱心に食い入るように聴いていらっしゃいます。
 真剣に聴く時って、なぜか背筋が伸びるんですよね。
 お話が上手だし、非常に面白かったんです。
 この凛とした、緊張感あるみなさんの雰囲気が分かっていただけますでしょうか?
 

 その間、子どもたちは・・・ 
                  
ママについてきたけれど、あたし、たいくつなんだもん。 こんなにたくさん描いたのに、まだ終わらないんだ!大人のお話って長いなあ・・・
                   
ぼく、ふたつだよ!シオンって名前なんだ
お子さまのバッグかと思っていたら、 若いデザイナー、そのお姉ちゃんのものでした
                   

 お弁当の時間 
自然食のお味はどうでしょうか・・・
若いママは、ご飯も食べずに熱心に質問
                   

お弁当の内容は・・・

*十穀米
 (大麦・裸麦・もちあわ・もちきび・そば・赤米・
  くろごま・黒米・玄米・はとむぎ)
*菜の花の胡麻和え
*ヤーコンのキンピラ
*根菜の煮物(大根・人参・里芋・こんにゃく・薄揚げ)
*大豆の五目煮(大豆・人参・昆布・ごぼう・れんこん)
*れんこんコロッケ(れんこん・えび・玉葱・パン粉)
*わかめの酢味噌
 (わかめ・ねぎ・キャベツ・味噌・米酢・みりん)
*漬物(白菜漬け・たくあん・梅干し)
 ・・・"野の花"の手作りです
*さつま芋の甘露煮(さつま芋・塩・蜂蜜・レーズン)

 そして、余興まで・・・ 
 最後には、渕 福子さん(いいお名前でしょう?)の余興が飛び出しました。
 宮城まり子さんの古い歌『ガード下の靴磨き』とお手玉。
 "野の花"でのお食事のときも、必ず何かの出し物を披露してくださいます。
 渕さんも、腸の難病を患い死の崖っぷちに立ったことのある方です。今も完治には至りませんが、自然療法をやりながら明るく元気に生きていらっしゃいます。渕さんの笑顔には、健康のありがたさを知り尽くした人のひたむきさと、生かされていることへの歓びを感じて、一緒に笑いながらも涙が出そうでした。

 みなさま、ありがとうございました! 
 医学を勉強されて、ご自分のためにもずっと30年間も自然療法を実践されてきただけに、お話には説得力がありとても深いものを感じました。
 始終、笑みを絶やさないお話しぶりにも、みなさんの心を和やかにやさしくされたのでしょう!
 「とても分かりやすかった。」
 「知らなかったことがたくさん分かった。」
 「手当の方法は、ぜひ家族にもしてやりたい。特に、豆腐パスタは、すごいと思った。」
 「身体の仕組みが少し分かった気がした。」などのご意見をいただきました。

 織方さん、そしてご参加くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 今回の写真提供は、SNFの三宅島 紫陽花さんです。たくさんのすばらしい写真をありがとうございました。(何と、180枚近くも在りました!)
 翌日には、早速アルバムにしてくださいましたのに、リポートのUPがこんなに遅くなりましてすみません、紫陽花さん!

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