礼儀正しく、とても丁寧に
仕事をなさっているんだな、
というのが第一印象でした。
みなさん、それはそれは一生懸命に
お仕事をなさいました。
私は、マスコミのことは
何にも知らないのですけど、
昨秋、福岡のTV局からの
取材依頼
を受けたことがありました。
そのTV局の対応は、
決して気持がいいと言うもの
ではなかったのですが、
それがマスコミというものかと思っていました。
共同テレビさんとは、
朝から晩まで 6日間のお付き合いで、
最初は、カメラが回っていることに
緊張しましたが、
あれだけ一日中カメラを向けられていれば、
もうカメラを意識しなくなるものです。
しかしやはり、とても疲れました。
正直の所、 「もう、ほっといてくれ!」
と言いたくなるほどでした。
でも、スタッフのみなさんの一生懸命な
お仕事ぶりを見ていると、
本当に頭が下がる思いでした。
ひとつの写真を撮るのに、
それはそれは時間をかけて、
とても丁寧なのです。
常に、温かい気配りと共に、
ピーンと張り詰めた
緊張感溢れる仕事ぶりは、
終始変わることはありませんでした。
「どうにか、”野の花物語”の
温かい雰囲気を
出したいんです。」
撮影が終わって東京に戻られてからも、
オンエアー時の、お知らせの内容、
店への問い合わせの時間帯、
出演者の年齢に関してもしつこいくらい
念入りに、私に対して連日
チェックが入ります。
「後でご迷惑をおかけするようなことが
あってはいけませんから・・・」と。
何から何まで、行き届いた心配りは、
「共同テレビジョン」さんの経営理念
そのものだったのだろうと、思い出しています。
とても気持ちの良い、5人のスタッフの
みなさんでし た。
お世話になりまして、
本当にありがとうごさいました。
とても良い経験をさせて頂きました。
|
この番組の放映で、嬉しかったことは、
末永の人々が、
「末永って、TVで観るとこんなに
きれいな所だったかのねえ。」
「ずーっと住んどると分からんもんやね。」
と、改めていまさらのように
驚いておられたこと。
もちろん、TVよりも実物の方が、
ずっと素晴らしいです。
それから、
「あんたのおかげで、TVに出れた。
よか冥土の土産ができた。」
と、おじいちゃん、おばあちゃんが
喜んでくれたことでした。
|