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水張れる 早苗まばらの 水田に 遠き山家の ともし灯映る
早苗伸び 重ねる日々に 隙間詰め 風吹き渡り うねる緑波
雨上り 露を留めし 茅の葉の 白く光りて 花咲く如し | |
雨止みて 霧立ち上る 連山の 頂き空と ひとつになりぬ
垂れこめし 霧に霞める 里山に 鶯の声 凛と響きぬ | |
雨の日に 育つ里芋 葉を広げ 露の雫を 結び放ちて
降る雨に 地に伏す花の 土浴びて もう欲せぬと 日差し待つらん
窓の外 揺れて踊れる もみじ葉は ポツポツ雨の 来たるを告げぬ
草取りの 手元に落ちし 青き柿 梢仰げと 促す使者か
毒浴びて 動き弱めし ゴキブリに 喰らいつき蜘蛛 共に果てなん
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