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野いちご2006-05-18
 野いちごの季節になりました。この時期、野いちご摘みが日課になります。
 真っ赤に熟して、お日さまにきらきらと輝く野いちごは、”きれい!”を通り過ごしています。
普通は、「ルビーのような真っ赤な・・・」と表現するのでしょうが、私流に言えば、ルビーを「真っ赤に熟した野いちごのような・・・」と言いたいところです。
 「とても美味しい!」とは言えないのですが、子供の頃の郷愁が付加されるのでしょうか?、懐かしい味がします。それに、あまりにもきれいなので、食べてしまいたくなります。
 子供の頃は、遊びながら摘んで食べ、お腹が満足すると今度は、カラス麦の茎に串刺しにして家に持ち帰ったものでした。
 野いちごは、とてもデリケートなので、スーパーの袋のようなものにポンポンと摘み入れていくわけにはいきません。重ねたらつぶれてしまいます。
おぼつかない足元を気遣いつつ、片手に箱を持って、土手の斜面を登り、深い藪を掻き分けながら、一粒一粒摘んでいきます。
野いちごを摘むのも、軽く軽く、息を潜めるようにしてそっと摘まなければなりません。
 「ヨーグルト・ソースをかけて出そうかな?」、「ケーキのトッピングに使おうかな?」と、明日のお客さまのことを考えながら胸が弾みます。
 家にたどり着くと、手や腕が野いちごのとげにやられて傷だらけなのに気がつきます。でも、収穫の満足の方が大きいです。お客さまが、「わあーきれい!」「懐かしい!」と喜んでくださるでしょうか?
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