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切り干し大根2008-01-16
 いつもお野菜をいただく博城(ひろき)さんから、今日はまたたくさんの大根をいただきました。
 最初は軽トラで、6本ほど持って来てくださったのですが、
「まぁだ畑に、山んごとあります。今年は出来の悪うして、股の分かれたとがたくさん出来たとですたい。人に遣ることも出来んですけん、捨てとります。」
「まあ、せっかく作られたのに?もったいないですよ〜!」
「あ〜た、貰うてくるるですか?」
 私は、博城さんについて畑に行き、全部いただいて帰ってきました。一輪車に乗り切れませんでした。二股、三股に分かれていようと、味は変わりません。一生懸命に育ったのに、大根がかわいそうです。


 私は、これで切り干し大根を作ろうと思いました。まだ作ったことはありませんが、お向かいの和代さんが毎年作られます。いつもいただくのですが、有機栽培の大根で作る、自家製の切り干し大根は、とても甘くて美味しいです。
 泥もついているし、量がたくさんなので、戸外の水道の傍を作業場にすることにしました。包丁、まな板、大きな金ダライと桶と風呂用の椅子を持って行き、まずは、洗ってピーラーで皮をむくことから・・・。しっかり腰を下ろして。


 延々と皮をむいていると、いいところに和代さんが、去年作った切り干し大根を持って来てくれました。
「まあ、作りよると?私も、今日作ったとよ!」
「私初めてよ。どれくらいに切ったらいいのかな?」
「ほんなら、うちのを見に来る?」
それで、和代さんの作品を見学に行きました。


 広い庭に止めた軽トラックの荷台に、ご主人手製の、干し物専用の長方形の金網が二棹渡してあり、広げた大根が干してありました。夕方になるとそのまま車庫に入れ、朝になると、またトラックを出して干すのだそうです。
なかなか、ご主人の有弘さんらしいグッド・アイディアです。いつも何でも手作りだし、とてもこまめなんです。(いいなあ!)


「これくらいの大きさに切ったらいいみたいよ。乾いたらこれくらいになるし・・・。まあ、適当にやっても乾けば同じになるよ!」との助言をいただき、寒さをものともせずにせっせと刻みまくりました。
 何しろ量が多すぎるので、直径60cmのザル4個ではとても足りませんし、干すところもないです。仕方がないので、かなり重なり合った状態で干すことになりました。まだ、切ってない大根もありますが、とりあえず干しておいて、スペースが出来てから仲間に入ってもらいましょう。


 こんなときこそ、しっかり風が吹いて欲しいものです。いつも強風で悩まされるほどですのに・・・。それに、カラッと晴れてくれれば助かるのですが、向こう一週間の天気予報を見ても決して良くはないようです。こんなに気温が高いのもよくありません。一応、寒干し大根なのですから。
 自分の畑の大根でしたら、天気と相談して作るのですが、贅沢は言えません。どうぞ、カビないで乾いて欲しいです。


 作業が終わるころ今度は、またたくさんの高菜を抜いたからと持ってきてくださいました。白菜もいただいていたので、夜には、白菜漬けと高菜漬けも作りました。白菜漬けの半分はキムチになります。年末に漬けた田舎漬け沢庵も、少々大根辛さが残っていますがもう食べることができます。冬は、いろんな漬物の時期でもあります。
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