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お尻モソモソ何の虫?2009-09-14
 わが家の庭は、8月の中旬から虫たちの食楽園になっています。特に多いのがクロウリハムシとオンブバッタです。


 クロウリハムシは、頭と胸がオレンジ色で背中の羽の部分が黒い、光沢のある5mmくらいの虫です。この虫は、わが家の河原なでしこの花びらや、画像のチトニア(メキシコひまわり)の葉っぱや花が大好きで、メチャメチャに食べ尽くしてしまいます。今年は特に大発生で、庭を歩くと目の前を一斉に飛び立ち、その数は、数百匹!こうなるとお手上げで、食べるだけ食べさせてあげるしかありません。
 一方、足元ではオンブバッタたちがピンピンと跳ね回ります。なぜ、オンブしているのでしょう?その姿は可愛いです!


 田舎に暮らしていると、虫たちとの共生は当たり前で、家の中には蜘蛛もいますし、夜の窓ガラスにはヤモリが光に集まる虫たちを狙って張り付いています。ウッドデッキの、ヤモリの糞の掃除も大変です。


 おまけに猫のキジーは先日、座敷に連れてきたおもちゃで飛び回って遊んでいました。何?何?と近づいてみると生きた蛇!これはちょっと困ります。家の中に潜まれていては大変ですから箒で掃き出しました。
 いつも野ネズミを連れてくるのも困りものですが、いい加減私も野ネズミには慣れっこになり、手で摑まえることも出来るようになりました。よく見るととても可愛い顔をしています。病気が怖くなければ、ペットとして飼いたいくらいです。キジーに殺されないうちに見つけ次第外に出しています。


 そんな風に虫たちに驚くこともなく一緒に暮らしているのですが、イントロはこれくらいにして、今日は、ちょっと慌てふためいてしまったお話をしたいです。


 母屋と離れの間に蔓バラたちを這わせている塀があります。この塀が長年の風雨で傷んでしまったので、新しく作り変えてもらう事にしました。
 

 古い塀を取っ払ってもらったら広々となりましたので、日頃手の届かなかった裏側のバラの剪定(剪定という程しゃれたものではなくメチャ切りですが)をしたり、シダ類が茂っていたので、その根っこを掘り出すのに躍起になっていました。
 落ち葉も落ちていますので日陰の虫たちのたまり場にもなっていました。シャベルで土を掘る手元から、真っ黒なムカデがゴソゴソと宿替えをしようと出て行きました。ああ、ムカデも居るんだぁと思いながら、夕暮れが迫っていましたので、今日はここまでは何としてもやってしまおうと急いでいました。


 と、しゃがんでいるお尻の辺りが何だかモソモソとするのです。気のせいかな?と思ってみたのですが、下着と緩めのゆったりズボンの間を、上に向かって何かが動いているようなのです。


 思わず、ハッとしてズボンを下ろし身をよじってズボンの中を覗きました。
・・・な〜んだ、気のせいだったんだ!念の為に、ズボンの裾を振ってみました。やっぱり何もいませんでした。


 我に返ると腰を曲げて下着丸出しのお尻でした。お尻は、家の前の道路に向いていました。頭ポリポリって感じでズボンをまた履き直しました。ああ〜、よかった、誰も通っていなくて!

 
 再び作業を始めました。しかし!やっぱり変?!もう一度、先程よりもっと慌ててズボンを下げました!膝まで下ろしたズボンのお尻の部分をひっくり返して夢中で振りました!!
 いやはや振られて落ちてきたのは、大きなムカデでした!!
「やあ〜!変なとこに入り込んじゃって・・・、やっと土の上に出れたや。」と安心したように彼はゆっくりと歩いていきました。


 背中から入れるわけはないですから、足元から上って来ていたのでしょうか?それにしても、まあ何と穏やかに上って来たものでしょう。モソモソと感じた部分を手で押さえなかったからムカデくんがパニックにならなくて良かったのかな?刺されなくて幸いでした。


 虫は怖くない私ですが、やはり服の中にムカデが入るとなると怖いです!それに、恥も外聞もなく取り乱した自分の姿を思い出すと笑ってしまいます。


 余談ですが、オンブバッタがなぜ、オンブしているのかが気になって検索してみました。そうすると、大きな方がメスでオンブされているのは子供ではなく、オスだということでした。メスを独り占めするために背中にオンブされて付きまとっているらしいです。
http://www.insects.jp/kon-battaonbu.htm
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