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初めてのアメリカ訪問 part32010-07-28
 7月4日(日)はアメリカの独立記念日で、翌月曜日は振り替え休日の3連休だったためか、観光客でとても賑わっていました。家族連れが多かったです。
 初めに訪れたのは、ギリシャっぽい建物のリンカーン記念館でした。


 わざわざ私たちが写っている写真でなくてもと思ったのですが、大きさが分かるために敢えて掲載しました。


 リンカーンを右側から眺めると厳つい顔に見え、左側から眺めると温和で慈愛に満ちた顔だということでした。ふむふむ・・・そう見えました。そういえば誰だって、左右の感じは違いますよね?


 何気なく連れて行ってもらったのでしたが、ここが出発地点でこれから、気温40度近い炎天下を数時間かけて歩き回ることになるとは想像もしませんでした!
「広いから、車で移動したほうがいいかもよ。ここに車を置いていたらまた戻って来なくっちゃいけないし・・・」
「うん、大丈夫よ、歩くの好きだから!」
でも、でも、日本のスケールで考えたのは大間違いでした!!


 言いだしっぺの私は仕方ないにせよ、娘たちはさぞかし迷惑を蒙ったことでしょう。今頃になって、そのことに気がつきます。もしそのときに、「片道4km近くあるのよ!」と教えてくれたら私だって考え直していたでしょうに。
 しかし、「起こったことはすべて良きこと!」・・・歩き回ったからたくさん見れた風景がありました。
 正面に見えているのはワシントンモニュメントです。リンカーン記念館の階段から写しています。豊かな森に囲まれて池に映るモニュメント、池に遊ぶ子連れの鴨たち、きれいな声のミュージシャンが、立派な音響設備で神々の歌を青空に響き渡らせていました。
 空の青さがすごいでしょう?毎日こんな空でした。


 この景色、映画「フォレストガンプ」のロケシーンに使われた場所なのだそうです。トム.ハンクスガがやたら走っていたシーンを思い出しました。

 ワシントンD.Cの中心部、たくさんの樹木に囲まれた巨大な国立公園の中に観光スポットのナショナル・モールがありました。後で知ったことによると、この公園はポトマック河畔のリンカーン・メモリアルから西側端の国会議事堂まで約4キロ、幅も0.5キロもあるということでした。主要観光スポットはこの周辺に多く集まっており、そのスケールの大きさに度肝を抜かれました。あちらこちらに、素晴らしい彫刻を施した記念碑などもたくさん建てられています。


 ワシントンDCは、アメリカの首都ですから当然ながらホワイトハウスを初めとして、アメリカ合衆国最高裁判所、国会議事堂とか造幣局など様々な政府の機関の建物がありますが、それらの建物がナショナル・モールを取り囲むように建ち並んでいます。

 記念碑や建物は他に、
第二次世界大戦記念碑
朝鮮戦争戦没者慰霊碑
ベトナム戦争戦没者慰霊碑
アメリカ議会図書館
アメリカ国立公文書記録管理局
旧郵政省
国立劇場
フォード劇場
国立郵便博物館
ユニオン駅
ジェファーソン記念館
フランクリン・D・ルーズベルト記念公園
ジョージ・メーソン記念公園
ホロコースト記念博物館
と、こ〜んなにたくさん立ち並んでいるのです。
 広大な国立公園の中のナショナル・モールを警備している警察官がいました。パトカーやバイクで、そして、この画像のように馬にも乗って。馬に乗ったおまわりさんはカッコいいと思いました。いえ、おまわりさんが馬に乗ってパトロールしているのがカッコいいと思いました。馬は、観光客に人気でたくさんの人たちが手を差し伸べ鼻面を撫でるために群がっていました。とてもよく躾けられておとなしく、手入れの行き届いたきれいな馬でした。
 何かの事件が起きたとき、馬に乗った警察官は犯人目掛けて投げ縄でも投げるのでしょうか???


 ナショナル・モールには、どこでも乗り降りできるツアーモービル・バスが巡回していました。レンタルの自転車もありましたが、借りる場所が分かりませんでした。しかし、ほんとは、この公園中を馬に乗って歩き回れたらどんなに幸せだろうと思いました。


 独立記念日だったせいか、公園内には特設会場が設けられ、さまざまな国のブースではお祭り用のお国料理やいろんなイベントで盛り上がっていました。
 夜には、ポトマック河畔で花火が上がるので見に行くつもりでしたが、車が多すぎて交通規制がすごかったので諦めました。しかし、夜のニュースを観ていると、ニューヨークで上がっていた花火大会のほうが迫力がありました。


 で、次に我々は、延々と歩いてスミソニアン博物館に行こうとしていました。
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