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キッチンの窓から見える東の方向に、近所の方が育てているショウブの畑があります。広さでいうと、300坪はあるのではないのでしょうか?10数種類の華やかで色とりどりの花が咲いています。まるでショウブ園なのですが、商売用でもなく、人に見せるためでもなく、ただの趣味で作っておられるからびっくりです。
その畑は、末永の一番端っこの家の上の段の山寄りの場所にあります。その脇を通るのは、山や田んぼに用事のある人か、私のように、犬の散歩であちこちと歩き回る人でないと通らない道です。
いつも、料理をしながら遠目に眺めているのですが、今日は、畑で一生懸命に鍬を使っているミツ子さんの姿が見えました。店の生け花用に少し分けていただこうと、お金をポケットに突っ込んで畑に行ってみました。 | |
「きれいねえ!いつも眺めてばかりだけど、少し分けてください!・・・お金持ってきたから。」
「ああ、好きなだけ持って行きんしゃい!お金なんか要らんとよ。どしこでん持って行って良いけん!」
どれもこれも見事で、採るのももったいない感じでした。
1本、2本、3本・・・10本くらい採ったら、あまりにも贅沢なので、もうこれくらいにしておこうと思ったら、
「ちょっと!がば〜っと採りんしゃい!全部採っても良かとよ!」
「下の段の畑のは、全部処分するけん、欲しかったら、要るものに印でも付けときんしゃい。後で掘り上げた時に上げるけん。」(そうです、下の段の畑にもあるのです。)
「あ、そうそう、近所の人たちにも持って行って上げて!私しゃ、持って行く暇のないけん。」
結局、近所の方の2軒分と合わせるて50本くらいもいただいてしまいました♪
やっぱり、ここ末永の人たちは、ほんとうにみなさんありがたいです。
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